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K.P.Lee*; S.T.Hwang*; 山田 康洋; 古川 勝敏; 大野 新一
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 160(1), p.203 - 209, 1992/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Analytical)高エネルギー重粒子のユーロピウム化合物表面との衝突によって、発光が観測された。この発光は衝突粒子によるものと、固体化合物の励起失活によるものである。固体ユーロピウム酸化物(EuO)とユーロピウム塩化物(EuCl)を90keVのArイオンで照射し、発光スペクトルと二次イオンの質量スペクトルを測定した。その結果、固体EuClのArイオン(20A/cm,90KeV)照射によって還元反応が起きることがわかった。
福島 奨; 大道 敏彦; 前多 厚; 半田 宗男
Journal of Nuclear Materials, 114, p.312 - 325, 1983/00
被引用回数:26 パーセンタイル:90.15(Materials Science, Multidisciplinary)高い核分裂生成率をもつ稀土類元素Nd,SmおよびEuがUOの熱伝導におよぼす効果を調べるため、化学量論に近い(U,R)O固溶体(R=Nd,SmおよびEu;0~15mol%RO含有)の熱伝導度をレーザフラッシュ法により700~2000kで測定した。その結果、次のことを明らかにした。(1)熱伝導度(K)の温度変化は、約1600Kまでフオノン伝導の式、K=(A+BT)を満足する。(2)熱伝導度はR濃度が増大するとともに次第に減少する。その減少の割合はEu,SmおよびNdの順で増大する。(3)格子欠陥熱抵抗の実験値は、結晶格子中のUおよびRイオンをフオノン散乱の点欠陥と考えた格子欠陥モデルに基づく計算値とよく一致する。(4)格子欠陥熱抵抗におよぼす結晶格子の歪の効果は、質量の違いの効果に比べて大きい。(5)約1600Kまでの熱伝導度は次式で表される。K=Kuo/(Kuo・We+1)ここで、KuoはUOの熱伝導度、Weは(3)の格子欠陥モデルに基づく格子欠陥熱抵抗である。
福島 奨; 大道 敏彦; 前多 厚; 半田 宗男
Journal of Nuclear Materials, 116, p.287 - 296, 1983/00
被引用回数:31 パーセンタイル:92.26(Materials Science, Multidisciplinary)化学量論的〔(U,Pu),Rx〕O固溶体(R=Nd,Eu;x=0~0.1)の熱伝導度をレーザフラッシュ法によって700~1900°Kで測定し、R濃度依存性を調べた。(1)熱伝導度の温度変化は700~1550Kでフオノン伝導の近似式:K=(A+BT)を満足した。(2)熱伝導度はR濃度が増大するとともに次第に減少した。しかし、R濃度依存性は温度が増大するとともに減少した。(3)格子欠陥熱抵抗(=A)のR濃度変化は、U、U,PuおよびRイオンをフオノンの散乱中心と考えた格子欠陥モデルに基づく計算結果とよく一致した。(4)格子欠陥熱抵抗におよぼす格子歪の効果は、質量差の効果に比べて約15倍大きい。(5)格子歪のパラメータ()は(U,Pu,Nd)Oで98、(U,Pu,Eu)Oで103であった。
石森 富太郎; 藤野 威男; C.T.Rhee*
日本原子力学会誌, 4(12), p.837 - 844, 1962/00
抄録なし